職住隣接物語

札幌で在宅ライフワークをしている人

DXはデラックスではありません

DXはデラックスではありません|職住隣接物語 www.ngsw.net

 

 

上のリンク記事の内容と本ブログの記事は関係ありません。

 

 DX 

 

DX(ディーエックス)とは「Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)」の略である。車がロボットになるトランスフォーマーを思い浮かべたのは私だけではないだろう。transformationは「変形・変容・変質」という意味なので、バンブルビーを思い出しても不思議ではない。

trans‐で始まる単語は移動・交通を表すときによく使われている。transit(通過)、transmit(送る)、transport(輸送する)などがある。移動・交通がなぜ「X」になるのかはこじつけと言えるだろう。trans‐は「~のほうへ」「~の向こうへ」という意味の接頭辞なのだ。この「~の向こうへ」と意味の単語にacrossがある。

もうおわかりだろう。acrossは「横切る、交差する」という意味のあるので「X」という表意文字を使うようになった。日本語の表意文字である漢字のように「X」を使うわけだ。こじつけ、かっこつけなだけである。日本人に馴染みの深い使い方に「Xmas」がある。この「X」はギリシア語に由来するそうでキリストを表すそうだ。

「?」と思ったらググれということだ。

 

 DX・IT・デジタル・コンピュータ

 

DXの読み方が分かったところで、DXってなんなの?ということになる。経済産業省のサイトでは「 これまでの、文書や手続きの単なる電子化から脱却。IT・デジタルの徹底活用で、手続きを圧倒的に簡単・便利にし国民と行政、双方の生産性を抜本的に向上します。また、データを活用し、よりニーズに最適化した政策を実現。仕事のやり方も、政策のあり方も、変革していきます。」となっている。

ポイントは2つ、1つめは「文書や手続きの単なる電子化」、2つめは「IT・デジタルの徹底活用」である。パソコンで文書作成をしたり、納税申告なとは単なる電子化だ。電子化の元データは手書きや紙だが、手書きや紙を使わずに元データの段階でデジタルデータとして扱うのがデジタル化である。

また、コンピュータはデジタルデータを扱える機器の1つであり、コンピュータを使うだけではDXにはならない。ITは日本で「情報技術」として一般的だが、海外ではICT(情報通信技術)のほうが一般的だ。パソコンは情報技術を扱うには優れているが、情報通信技術を扱うにはスマホのほうが優れている。

コンピュータ化はデジタル機器の導入であり、単なる電子化はデジタル化ではない。IT化は既存のモノや手順をデジタル機器で行うことである。DXとなるにはデジタルデータありきで考えなければならない。

 

 データサイエンティストとグロースハッカー

 

もしDX化、DX導入にかかわる提案書を手にしたら、まずはデータに注目してほしい。デジタルデータをどのような方法で入手するかが明確になっていなければDX化、DX導入の価値はない。

デジタルデータの入手がクリアになっているのであれば、最終的にそのデータをどのように扱うかが重要である。デジタルデータを駆使するためには、データサイエンティストとグロースハッカーと呼ばれる職種の協力がなければ、たとえデジタルデータでも宝の持ち腐れになってしまうだろう。