職住隣接物語

札幌で在宅ライフワークをしている人

無償の仕事

無償の仕事|職住隣接物語 www.ngsw.net

 

 

上の記事を読んで思い出したことがある。この記事の内容と私の思い出とは関係ありません。

 

私が無償でで仕事をするのは家族かボランティアのどちらかである。

 

 オハナ

 

ハワイには「オハナ」という言葉がある。私がハワイで結婚式をあげたときのリムジンのドライバー、とは言っても老齢の紳士だったが、結婚式が終わりホテルに送ってもらった。ちょっと張り込んだチップを渡そうとしたが、彼はチップを受け取らず「オハナだよ」と言ってくれた。

「オハナ」とは家族という意味だとは知っていたので、どうしてよいかわからず押し戻されたチップを仕舞うしかなかった。後で結婚式のコーディネーターにそのことを話すと、ハワイでは「オハナは家族以上の意味があるの」と教えてくれた。どうしてもお礼が言いたくて妻が2度ほど名刺を頼りに電話してみたがつながらなかった。

それ以来、南国のリゾートとしてのハワイ好きではなく、ハワイの心が好きになった。このことが切欠になったのか、結婚してからは家族のために無償で仕事をするのはもちろん、家族と同様にお付き合いさせていただいている方にも無償で仕事をしている。無償で仕事をするのはそんな思い出を大切にするための自己満足でしかない。

 

 ボランティア

 

ボランティアを家族同様と思うほど私はお人好しではない。むしろボランティアは閑人の自己満足と思っていたくらいだだ。両親の介護を始めてわかったのは、両親は近隣の住人の世話になっていたということだった。両親はなにかしてもらうたびにお礼を渡していたそうだ。それも後で「ご近所さん」から聞いた話だが。

そんな両親とご近所さんの話を聞いて最初は恩返しのために地域ボランティアに参加していた。地域ボランティアは恩返しというよりも恩送りに近い。ただ親子何代も同じ地域に住む人が少なくなり、ボランティアも好きでやっているんだろうくらいにしか思われていないようだ。両親もそう思っていたに違いない。

私が今、地域ボランティアを行っているのは税金の支払いと同じ感覚である。税金は公共のために金銭で支払うが、ボランティアは時間と能力の提供で公共のために活動していると思っている。地域に住んでいる人の全員が税金を払っていないのと同じように、時間と能力がある人はボランティアを行う義務があると思っている。

 

 プロの仕事

 

家族だから無償、ボランティアだから無料と考えるのはプロの仕事の質を見る目がないのだろう。プロはどんなときでも仕事に手を抜かないものだ。

有料であることがプロの証であることは確かだ。プロの仕事がすべて有料だとは限らない。それを決めるのは顧客ではなくプロの仕事人のほうだからだ。

 

・・と思い出しながら、議員辞職のニュースを見て、プロじゃねーなとwww