職住隣接物語

札幌で在宅ライフワークをしている人

クイックアシストの便利さと危うさ

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前回はWindows10標準リモート操作機能がある「クイックアシスト」を接続するところまでお話しした。「クイックアシスト」はとても便利な機能なのだが、使い方や危険性を理解してもらうのに時間がかかる。「クイックアシスト」には遠隔操作と相手の画面だけを見る「ビューワー(閲覧)」としての機能がある。

 

私が利用するのはビューワーとして機能である。音声で操作方法を指示しながら実際に自分で操作してもらう。これには2つの目的がある。1つめはネットがつながらなくなったときに自分で操作してもらうためだ。他人が操作しているのを見ても覚えることができないからだ。

 

もう1つは他人がやってるのを見る時には簡単に操作をしているように見え、自分ひとりで行うと何倍もの時間がかかることを実感してもらうためだ。例えば私が操作をして10分で終わっても、初めての人は1時間かかることもある。操作を教えるという価値を分かって欲しいからでもある。

 

 

 

この2つの他にリモート操作の危険性も話すようにしている。危険性というと情報を盗まれるとすぐに思うらしいが、そういうことではない。操作を間違えたりネットが切れたりすると中途半端に処理が行われ、結果的に訪問しなければならないという事態になるからだ。

 

このようなことを説明し、理解してもらった上でクイックアシストを使い操作説明を行う。くどいようだが操作説明であって、直接操作を行うことはない。Kさんの場合も画面はクイックアシストで見て、操作説明は電話(ガラケー)で行い対応した。

 

Kさんの場合はカメラとマイクが問題だったのではなく、カメラはSkype側の設定、マイクはWindowsの設定で解決した。とは言ってもSkypeの操作、マイクとスピーカーのボリューム操作については説明しなければならず、延べ3日間に渡ってサポートをし無事お孫さんの顔を見るに至った。

 

 

 

余談:

Kさんは御礼がしたいと言い出したが丁重にお断りした。間に入っている方とKさんの関係もわからないので話をややこしくしたくなかったし、たまたま新型コロナで外出自粛をしている時期のボランティアだと思っていた。Kさんにもその旨を説明したのだが、間に入った人から連絡がきて私の住所を教えてよいかというものだった。

 

きっとなにかを送ろうとしているに違いないと思い、重ねて気づかい無用であることを伝えた。私にとってのパソコンサポートはボランティアである。自分から営業をかけることはしなし、料金も定めていない。ただしガラケー、固定電話での対応はもう行わないつもりだ。時間がかかり過ぎる。

 

小学校でパソコンやプログラムの授業が始まるという。もしお金を払うならば若い世代にお金を払ったほうが良い。この場合のお金は投資であり、投資の見返りがサポートである。私も若いころに公私でお世話になった(投資してもらった)方が少なからずいる。今はその方々への恩返しのためのボランティアだと思っている。

 

2、3日前、Kさんからコーヒーが送られてきた。これはこれで嬉しかった。