3月から5月にかけて在宅ワークのサポートで忙しかった。
自粛要請という大義名分の下、在宅ワークに踏み切った職場も多かった。私のところに来る相談というのはほぼほぼ基本的なことばかりで在宅ワークの本質的な相談はなかった。(されても困るのだが・・・汗)
簡単に言うと、在宅ワークはノートパソコンがあればできると思っている人が多いのには驚いた。たいていこういう人はガラケーかスマホのカケホを使っている。
まず、電話がかかってきて何が問題なのかを伝えられる。とは言うものの、私自身は電話で連絡を取るのはごく一部の人に限っている。それ以外はかかってきても留守電で対応する。留守電に用件が録音されていなければ急ぎの用事ではないと判断してすぐに折り返し電話をしない。
私の時間の使い方は午前中を仕事時間としているため、午後から電話をかけ直すようにしている。電話で用件を聞いても何を言っているかわからないことがある。私はカケホではないので短時間で用件を聞いて、電話以外の方法で連絡をとりたいのだがその方法さえ伝わらないことがある。
メールは読むのが面倒だ、チャットはやっていない、ましてやビデオ通話をやったことがない人も多く、今回の相談もオンライン会議とビデオ通話に関することばかりなのでやたらと時間がかかった。いつもなら近くにいる人に聞いていたのだろうが在宅ワークとなるとそうもいかないのだ。
一番多かったのが「パソコンがネットにつながらない」と相談だ。次が「やたらと遅い、ウィルスだろうか」という相談だ。コロナ禍とはいえ半分冗談、半分本気で言っているのだろう。その冗談にも付き合わなければならないし、まあ職場では浮いているのかもしれないが・・。
ほとんどが電話では聞き取りができないので、スマホでのビデオ通話から教えることになる。ガラケーしか持っていない場合は、最初は丁重にお断りしていた。サポート契約をしている訳ではないので相談を受けなくてもよいのだが人間関係上お断わりできないときもある。満を持して奥の手としてオンライン・リモートを行うようになった。
せめてパソコンやスマホのパーツや操作の名前は覚えて欲しいものだ。クリック、ダブルクリック、右クリックが分からない人に電話だけで教えるのは本当に難しかった。今までどうしてたのか不思議だった。
私ではなく職場の人に聞いて欲しかったのだが、聞けない理由があるのだろう。\\やれやれ\\