職住隣接物語

札幌で在宅ライフワークをしている人

在宅ワークの環境を整える

在宅ワークの環境を整える

 


新型コロナウィルス禍までは在宅ワークはできる人だけがやればよいという考えの人が多かったように思う。それが一転してオジさんも若者も在宅ワークとなったので戸惑う人が目に見えて急増した。

 

 

 

在宅ワークと在宅勤務は違う

 

抜きんでて在宅ワークをしている人に専業主婦がいる。専業主婦に会社で料理や掃除をして欲しいと言っても勝手が違うから自宅で行うようにスムーズにはいかないだろう。それと同じでふだん会社で仕事をしている人が家で仕事をしようと思ってもスムーズにいくわけはない。

自分は家に仕事を持ち込まないと言っていた人にもいきなり在宅ワークを行えと言っても勤まるものじゃない。仕事は知識・経験・技能だけではなく、仕事を行う環境も重要なのだ。2月から3月にかけて私のところへ問い合わせをしてきた人の多くはそういう人ばかりだった。

特にパソコンとネットワークまわりの問い合わせが多く、会社の人に聞いても社内の環境は分かっても自宅の環境はわからないと突き放されたらしい。共通する問い合わせはネットが遅い、自宅のパソコンが遅い、会社で作ったデータが読み取れないなどだ。

自宅で使っているパソコンを仕事に使う環境に整えている人は少ない。メモリが少ない、画面が小さい、ソフト(特にEXCEL)が古い、プリンター(インクジェット)が遅いなど、スムーズにいかない原因は知識・経験・技能のどれでもない。自宅で仕事をすることを想定していないパソコン環境だからスムーズにいくわけがないのだ。

 

「在宅ワーク」は自宅で仕事をすることには変わりないのだが、「在宅勤務」は自宅で会社の仕事をするのだ。会社の仕事をするには会社の仕事をする環境が必要なのだ。

 

 

 

仕事の環境を自宅につくる

 

 

仕事の環境と言ってもパソコンの環境ではない。仕事を行う場所のことである。私は自宅(と言っても実家だが)の一室を仕事部屋にしている。仕事をする部屋を専用に作れるなら越したことはないが、必ずしも一室を占有できるわけではない。それでも仕事をする専用の場所を作った方がよい。

今回は新型コロナウィルスで長期に渡って自宅で仕事をしたが、そのうち会社で仕事をするから必要ないと思う人もいるだろう。新型コロナウィルスはまだまだ長引きそうだと思うなら、通勤時間がなくなり浮いた時間で仕事場所をつくることを考えてはどうだろうか。

おすすめは折り畳みの机、折り畳むと棚として使えるものがよい。椅子は机の高さと自分の体格に合ったものを選ぶことが大切だ。もうひとつ仕事場所として仕切るローパーテーション代わりになるものがあった方は良い。雰囲気だけ分かってもらうために、参考までに楽天市場から選んでみた。

DIYで自作しても良いし、自宅でどのくらいの場所をとれるかは人それぞれなのでいろいろと工夫をして欲しい。大切なことは、仕事をするときにすぐに広げられて、仕事が終わったらそのまま折り畳めるものがよい。パーテーションは気持ちの切り替えと集中力に役立つ。椅子はキャスター付きでなくても良いが高さ調整できるものがよい。

 

 

 

 

 

 

私の経験上、在宅勤務で仕事をすると出勤は出張と同じ感覚になる。在宅ではできない仕事もある。現場のある仕事、設備なければできない仕事、移動そのものが仕事になっている場合などだ。そのような仕事についている人も、もし在宅で仕事をするならばと考えてみてはどうだろうか。

今だからこそ、好きなことを仕事にするヒントは「在宅」にあると言えそうだ。