肌が弱いので固形石鹸を使っている
私は固形石鹸派である。以前はシャンプーは高価な液体シャンプーを使っていたこともある。リンスにトリートメントも使っていた。今はというとマルセイユ石鹸1個で済ませている。
マルセイユ石鹸は名前の通りマルセイユ(フランス)発祥の石鹸である。当初はオリーブオイルだけで作られた石鹸だけだったが、今ではパームオイルやココナッツオイルで作られた石鹸もある。いずれにせよ100%植物性の石鹸だ。
パームやココナッツの石鹸も使ったことがあるが、やっぱりオリーブが一番肌に合う。
王家の石鹸を使っているといゴージャス感
伝統的な製法で「王家の石鹸」とも言われていたこともある。この石鹸を使うに至った理由は肌が弱くなる時期があるのだ。一年を通して肌が弱いというのではなく、季節の変わりめ、真夏と真冬に肌が荒れるのだ。
もともと皮膚が薄いのではないかと思う。知らないうちにアザができていたり、未だに熱いものは持てない。猫舌という訳ではないが、「猫手」のふしがある。そんなことを話していたら勧められたのがマルセイユ石鹸だ。
最初は香りというよりも匂いが気になったのだが、今は何とも思わない。むしろ人工的な香りがする石鹸は嫌いだ。
たった4社だけがマルセイユ石鹸を作っている
最初に使ったマルセイユ石鹸がマリウス・ファーブル社のサボン・ド・マルセイユだったのでずっとこの石鹸を愛用していた。輸入制限があったのか、以前はなかなか手に入らなかったので、高かったがまとめ買いをしていた。
ネット通販が容易になってからは、必要な分だけ買っていた。ただ送料がかからないようにするにはある程度まとめ買いをしなければならなかった。マリウス・ファーブル社を含めて4社だけが伝統的な製造方法で作っている。
- MARIUS FABRE(マリウス・ファーブル社)
- LE SÉRAIL (ル・セライユ社)
- LE FER À CHEVAL(ル・フェール・ア・シュヴァル社)
- SAVONNERIE DU MIDI(サヴォヌリー・デュ・ミディ社)
上記以外のマルセイユ石鹸は本来のマルセイユ石鹸でないと思ったほうがいい。
まさかのダイソーでマルセイユ石鹸発見!!
でだ・・、2ヵ月ほど前に100均に行ったときのことだった。ときおり100均には消耗品を買いに行く。正直、安かろう悪かろうという先入観念いまだにある。ところがたまに100均ならではのヒット商品と巡り合う。
今回はサヴォヌリー・デュ・ミディ社のマルセイユ石鹸だ。なんと上記の4社のうちの1社だ。おまけにオリーブ・ジャスミン・ハニーともう1つ冒頭の写真には載せていないがローズというのもあった。
初めてマルセイユ石鹸を使う人は香りがついていたもののほうが使いやすいと思う。そして使い心地は、泡立ち方はまさしくマルセイユ石鹸、洗った後の肌感もマルセイユ石鹸ならではのしっとり感があった。
ただマリウス・ファーブル社のものよりはしっとり感が落ちるような気がした。それにしても100円で買えるとは驚きである。
後日、まとめ買いをしたが、残り3個となってしまった。そして先日、別の商品を買いに行ったついでに買い足しをしようと思ったが、すでに棚には並んでいなかった。もし見つけたら試しに使ってみてはどうだろうか。
#ダイソー