職住隣接物語

札幌で在宅ライフワークをしている人

職住隣接でも第三の場所と時間が必要だ

職住隣接でも第三の場所と時間が必要だ|職住隣接物語

 

 
自宅の一室を仕事部屋にして働くことを「職住隣接」と名付け、在宅ワークを始めてから2年が経った。自宅といっても空き家同然の実家を仕事場として利用し始めてから6年目になる。

 

 

 

仕事と生活の他に必要な場所があった

 

ここ数年で両親の介護が終わり、交通事故に遭い、心筋梗塞を発症しといろいろなことがあり、考えたあげく仕事の場としていた実家に生活の場も移すことにした。

1人で仕事と生活に使うには広すぎる実家だが、実際に暮らし、働いてみると息詰まることがある。もともと閉ざされた空間にずっといるのは苦手だった。

そういうときは外に出かける。心臓のリハビリもかねてて歩くようにしている。近所には北海道大学(北大)があり、広大なキャンパスを散歩する。

以前は早朝ウォーキングをしていたのだが、心筋梗塞を起こしてからはやめた。早朝は体が温まっておらず血行が悪く、また早朝高血圧の症状も出てきたので控えるよう意図病院での指導もあったのであっさり止めた。

 

スターバックスは近くにないけれど

 

別にスタバのコーヒーが飲みたいというのではない。カフェラテもフラペチーノも長い呪文も無縁である。仮にスタバが近くにあったとしてもアメリカーノしか頼まない。

「家庭でも職場でもない第三の場所」というのがスタバのコンセプトの中心にある。通勤がないので時間の節約にはなったが、気持ちの切り替えを行う時間がなくなった。

生活空間から仕事部屋までは5歩足らずである。この間に気持ちの切り替えができればよいのだが、仕事部屋についてから気持ちを切り替えることがほとんどだ。

生活時間から仕事時間の切り替え、仕事時間から生活時間の切り替えは、場所を切り替えるだけでなく気持ちの切り替えが必要である。うまく切り替わらないときは外に出かける。

 

時間の節約よりも気持ちの切り替え

 

どうやら自分には生活をしている時の気持ちと仕事をしている気持ちの2通りがあるようだ。おそらくは集中力の差だと思うのだが、仕事部屋に移動しても集中力が高まらないことがある。年をとるにつれて集中力が落ちているのは認めなければならない。

常に集中力を高めていると仕事をしている気にはなれるのだが、ストレスが溜まっていることに気が付かないことがある。ストレスは心筋梗塞を起こした心臓には良くない。

外に出かけて散歩をすると集中力で高ぶっていた気持ちから解放される。また逆のこともある。集中力を高めるために体を動かすことに専念して歩く。

散歩をするとリラックスできる、また同じ歩くのでもウォーキングを行うと集中力が上がってくるのが分かる。まだランニングはできないので散歩とウォーキングで集中力のアップダウンをコントロールしている。

 

第三の場所で過ごすニュートラルな時間

 

職住隣接における第三の場所とは特定の場所ではなく、仕事にも生活にも属しないニュートラルな時間を過ごすことができる場所だと思う。

私の場合は近くに歩き回れる絶好の場所があったことが幸いしている。生活と仕事のどちらにも属さない第三の場所でのニュートラルな時間の過ごし方についても考えてみたい。

 

 北大キャンパスの地図(南北約2.3km 東西約1.2km)

 散歩するには十分な広さがあることがお分かりいただけるだろう

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出所:北海道大学公式サイト|札幌キャンパス地図