職住隣接物語

札幌で在宅ライフワークをしている人

 職住隣接で自宅で仕事をして暮らす

職住隣接で自宅で仕事をして暮らす|ngsw.net

 

 

「職住分離」とは仕事をする場所である「職場」と暮らす場所である「住宅」を別々に持つことをいう。職場と自宅が離れている距離によっては「職住近接」という。

どのくらいの距離から職住分離か職住近接かは定かではない。距離よりも通勤時間ということもある。これに対して自宅で仕事をすることを職住分離に対して「職住一体」という。職住一致・職住同一といういい方もあるようだ。

 

 

 

「職住隣接」とは自宅で仕事をするのだが

 

自宅で仕事をするときには3つのパターンがある。1つめは居住スペースで仕事をする場合、2つめは居住スペースに専用コーナーを設けて仕事をする場合、3つめが専用の部屋で仕事をする場合である。

自宅の大きさや間取りによっても専用の部屋が持てない場合もある。居間続きの部屋はなにかと気が散るものだ。できればトイレと玄関が居住スペースと共有で仕事部屋は独立していたほうがよい。

動線を考えると2階よりも1階のほうがなにかと便利だ。つまり居住スペースから仕事部屋まで徒歩4~5歩の通勤である。職住近接よりも圧倒的に近いのが「職住隣接」である。

私の仕事部屋は、玄関を入って左側にある4畳半(10㎡)の部屋で、玄関の奥にトイレがある。玄関の右側と玄関から階段を上がった2階が居住スペースになっている。

 

実家を処分するのではなく活用した

 

私の場合は両親の介護のために実家に引っ越してきた。いわゆる介護離職をして介護をしながら仕事をするつもりだったが、介護は想像以上にハードで仕事は激減した。

介護生活が終わり実家を処分しようかと思ったが、立地がよいのでこのまま実家で仕事をすることにした。古い家だったが多少のメンテを行えば十分に住める状態だった。

空き家にしておくと家が傷む。古くても住めば家は生き返る。荷物を片づければ余裕がある広さである。現在は1階だけで暮らしているが、2階を片づければ二人で暮らしても十分な広さだ。

仕事の仕方も変えた。今までは会社に通勤してから客先で打ち合わせ、客先に出かけて行って納品という仕事の仕方だった。この移動が時間と体力を奪っていた。

 

移動をなくすと時間と体力だけではなく

 

以前は移動時間が好きだった。車での移動なら好きな音楽やポッドキャストが聴くことができたし、そこかしこの旨い店で昼食をとることができた。

移動が往復で2時間かかるとなると、会社に戻ってから仕事をするには体力と気力がいる。あげくに食事時間も遅くなり飲んで帰るという悪循環になる。

移動をなくして仕事をしてみると時間と体力が増えた以上にお金を使わなくなった。移動に要していた実質的なお金の他に食事代がかからなくなった。健康的な食事も功を奏して体力もついてきた。

ただ最初から移動なしに仕事ができるようになったわけではない。交渉事や細かな説明などが必要な時はストレスが溜まるようなことも多々あった。それでも移動を止めた。

 

 

もしインターネットがなかったら移動をやめることは難しかったし、また実家という賃借料がかからないスペースを手に入れたことは大きかった。移動を止めることで結果的に自分が使える時間とお金が増え、体力と気持ちに余裕ができた。

(つづく)

 

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